商品説明にも記載しておりますが、GoProの手振れ補正機能により、ある条件下ではコンバーターレンズの縁が映り込みます。その原理について少し詳しく補足させていただきます。

先ずは下記の絵をご覧ください。

GoProの手振れ補正は、物理的に振動を吸収しているわけでなく、カメラ自身は動く範囲を考慮して、画面に映っている範囲より少し広範囲を撮影しています。これが撮影可能領域です。
実際には当社のレンズを装着すると、この時点で撮影可能領域の四隅にレンズの影が入っています。内側の青い枠には有効画素領域があって、この部分が液晶パネルや、スマートフォンの画面に映って私たちが見ている映像です。
上記の図では左上に有効画素領域が移動していますが、これは右下に向かってカメラを動かした場合です。


GoProの手振れ補正は、撮影可能画素領域の中を、有効画素領域を動かして手振れを吸収して録画しています。 そのため、手振れが起きると有効画素領域が動き、レンズの縁が入ってしまうわけです。
逆に大きく揺らさないことに気を付けると映り込みは大きく減るかと思います。 撮影シーンが避けられない場合には、手振れ補正をOFFにして、物理的な三軸のスタビライザー(ジンバル)にするなどで解消していただくこととなります。 

GLIDER事業部