52mm望遠レンズを取付けた際にカメラの設定を行わない場合、上図のようにレンズフードが映り込んでしまいます。
必ず望遠レンズを取付けた後に、カメラの設定を行ってください。機種によって画面の表示が異なりますが、設定項目は共通ですのでご確認ください。

以下はHERO9を例にした具体的な手順です。
①撮影画面で、一番下に表示されている【標準 〇〇|〇〇|〇】の数値をご確認ください。
・もし【標準 5.3K|〇〇|〇】、【標準 4K|〇〇|〇】または【標準 2.7K|〇〇|〇】に設定されている場合、それをタップします。
②次に表示される設定画面で、【標準 〇〇|〇〇|〇】の右側の鉛筆マークをタップします。
③次の画面で、解像度を【1080】に変更し、レンズを【リニア】に変更ください。
④変更が完了しましたら、撮影画面に戻り、右下の虫眼鏡マークをタップしてみてください。
これで、2倍までのズームが可能になります。

各GoPro機種ごとの設定は以下の通りです
●HERO12/11/10動画モードの場合
解像度:1080
FOV:LINR(リニア)に設定後、ズームして下さい。

●HERO9/8動画モード
解像度:1440/1080
いずれも FOV:LINRに設定後ズームして下さい。

●HERO10/9/8写真モード
FOV:リニアに設定後ズームして下さい。

●HERO7動画モード
解像度:2.7k/1440/1080
いずれもFOV:魚眼無効に設定後ズームして下さい。

●HERO7写真モード
FOV:魚眼無効に設定後ズームして下さい。

●HERO6動画モード
解像度:2.7K FPS 60/30/24
解像度:1440
解像度:1080 FPS 120/60/30/24
解像度:720
いずれもFOV:魚眼無効に設定後ズームして下さい。

●HERO6写真モード
FOV:魚眼無効に設定後ズームして下さい。
※4Kでは撮影出来ません。
※手振れ補正の際に、四隅のいずれかにレンズの縁が小さく写り込む場合がございます。

◎HERO5動画
解像度:1080/720
◎HERO5写真
FOV:狭角
※HERO5はカメラ自体にズーム機能はありませんが、上記の条件下で2倍ズームが可能です。ですが動画・写真双方において四隅にレンズの縁が小さく写り込みます。

【望遠レンズの画質劣化について】
画角が狭いため、デジタルズームを最大限に使用する外付けレンズでは、ある程度の画質劣化が避けられません。色収差の影響により、画面の隅近辺は多少色がにじんで見える現象も起こります。どうしても被写体に近づく事が出来ない撮影、例えば運動会・鉄道車両・航空機の撮影などに、画質を少し犠牲にして拡大率を得るとご理解下さい。

【望遠レンズ使用時のカメラの設定方法】
GLIDER事業部